第86回食道色素研究会
Japanese Research Society for Early Esophageal Cancer and Chromoendoscopy
第86回食道色素研究会を下記のごとく開催致しますので、ご案内申し上げます。
記
事前検討会日時 | 2023年7月21日(金) 13:00~17:00 |
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事前検討会会場 | Web開催 |
研究会開催日 | 2023年7月22日(土) 9:00~16:00 |
研究会会場 | Web開催 |
主題
「食道病変のエンドサイト診断 ―病理との整合性―」
超拡大内視鏡(エンドサイト)は2003年に第1世代エンドサイトが開発されて以降、各プロトタイプの問題点を改善し、第4世代エンドサイトが2018年に市販された。現在のエンドサイトは光学的に500倍(電子ズームし併用で900倍)まで連続的に倍率を上げることが可能であり、生体染色をすることでリアルタイムに細胞の観察が可能である。ただし、エンドサイトで観察される細胞は表面の細胞のみであり、深部の細胞は観察できない。よって、従来の病理組織所見を熟知した上でエンドサイトの細胞所見を考える必要がある。本研究会では、「エンドサイトで得られる細胞像がどの程度病理組織所見を反映するか」について検討したい。癌に限らずさまざまな食道炎や境界病変など幅広く食道病変をエンドサイトで観察した症例を募集する。エンドサイトが従来の白色光、NBI、NBI拡大にどのような情報を加えることができるのか、また現在のエンドサイトの問題点、さらなる改良点についても指摘していただきたい。さらに、生体染色を用いた細胞観察以外にもNBI併用超拡大観察による血管形態診断や血管内血流など新たな観察所見の提案も歓迎する。また、エンドサイトで得られる画像から生検診断省略は可能か、光学的最大倍率である500倍で倍率は十分かなど病理の先生方から忌憚のないご意見をいただきたい。
演題募集要項
エンドサイトで観察された食道病変(癌、炎症、境界病変などなんでも)
観察方法(生体染色併用細胞観察、NBI併用超拡大観察など)に関しては問わない。
抄録は所属・演者名・本文を400字以内で作成し、Wordファイルにて 下記までメールで応募して下さい。
Web開催のため、プレパラートはバーチャルスライドでの提出が必要です。
バーチャルスライド作成が困難な場合は事務局へご連絡下さい。
締切日 | 2023年6月9日(金) 必着 |
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抄録応募先 |
第86回食道色素研究会事務局 演題係 株式会社プランニングウィル内 E-mail: 86shikiso@pw-co.jp |
第86回食道色素研究会 当番世話人
埼玉医科大学総合医療センター 消化管・一般外科 熊谷洋一
〒350-8550 埼玉県川越市鴨田1981
TEL: 049-228-3619
E-mail: kuma7sr1@saitama-med.ac.jp