第82回食道色素研究会
Japanese Research Society for Early Esophageal Cancer and chromoendoscopy
第82回食道色素研究会を下記のごとく開催致しますので、ご案内申し上げます。
記
事前検討会日時 |
⇒2021年7月16日(金) 13:00~17:00 |
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事前検討会会場 |
⇒Web開催 |
研究会開催日 |
⇒2021年7月17日(土) 9:00~16:00 |
研究会会場 |
⇒Web開催 |
主題
「食道癌内の White globe appearance(WGA)様所見の本態に迫る (腺癌を除く)」
胃癌の NBI 拡大所見のひとつに、White globe appearance (WGA)があり、その本体は intraglandularnecroticdebris(IND)と報告されている1)。一方、食道癌内にも類似した所 見があり、当番世話人らは導管へ分化した類基底細胞癌の腺腔内に debris が貯留し、WGA 様の白色調変化を来した症例を報告した2)。しかし、まとまった報告はなく、食道に見られる WGA 様所見は組織学的に何を反映しているのか、深達度診断に寄与するのか、その頻度などは? など、その本態はまだ明らかになっていない。そこで、本研究会では食道癌(腺 癌を除く)における WGA 様所見の内視鏡的・組織学的な意義を見出したい。
演題応募にあたり、WGA 様所見の、1内視鏡像(通常・拡大像)が鮮明であること、2 組織学的な評価が出来ている事が重要であり、候補になるか迷われた場合は、当番世話人ま でご連絡頂きたい。
なお、今回の検討結果を多施設共同研究として発表するための IRB 審査を申請中である。 ふるってご応募頂きたい。
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1) H. Doyama, et al. The “white globe appearance” (WGA): a novel marker for a correct diagnosis of early gastric cancer by magnifying endoscopy with narrow-band imaging (M-NBI). Endoscopy International Open 2015; 03: E120-E124.
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2)高橋亜紀子、小山恒男.
表在型食道類基底細胞癌の内視鏡診断.
病理学的根拠を踏まえ.
胃と腸 54(10): 1390-1398, 2019.
演題募集要項
抄録は所属・演者名・本文を400字以内で作成し、Wordファイルにて下記までメールで応募して下さい。
締切日 |
⇒2021年6月4日(金) 必着 |
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抄録応募先 |
第82回食道色素研究会実務担当 佐久医療センター秘書課 宮沢綾 E-mail:shikiso@sakuhp.or.jp |
第82回食道色素研究会 当番世話人
佐久医療センター 内視鏡内科 高橋亜紀子
〒385-0051 長野県佐久市中込 3400-28
TEL:0267-62-8181 FAX:0267-88-7346
E-mail:aurevoireurope@yahoo.co.jp