第79回食道色素研究会
Japanese Research Society for Early Esophageal Cancer and chromoendoscopy
第79回食道色素研究会を下記のごとく開催致しますので、ご案内申し上げます。
記
事前検討会日時 | 平成30年8月17日(金)13:00~17:00 |
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事前検討会会場 | 東京医科歯科大学 3号館4階 病理組織実習室(予定) |
研究会開催日 | 平成30年8月18日(土) 9:00~16:00 |
研究会会場 | 東京医科歯科大学1号館9階特別講堂 |
主題
「術前診断と異なる深達度を示した小食道扁平上皮癌」
食道癌の深達度は,転移や予後と密接に関連していることが知られており,その術前診断は治療方針を決定するために重要である。近年、画像強調観察、特に拡大内視鏡観察が表在性食道癌において重要視され、日本食道学会の深達度分類に用いられるに至っている。しかしながら時に術前診断に比して明らかに深い/もしくは浅い深達度を示す症例に遭遇することもあり、治療により得られた組織像からそのような症例の画像強調観察画像をフィードバックすることは大切な作業である。今回特に詳細な画像/組織の対比が可能な10mm以下の症例に対象を絞り、どのような内視鏡診断像が術前診断よりも深い/もしくは浅い深達度を示すのかを探求したい。
演題を応募頂くにあたり,以下の基準で候補症例を選択して頂きたく,
何卒よろしくお願い申しあげます。
1.長径10mm以内の病変で、術前診断よりも明らかに深かった/浅かった症例。ただしここで言う「明らかに」の定義は、表在癌の深達度分類をT1aEPからSM3までを6段階(EP/LPM/MM/SM1/SM2/SM3)に分けた場合、少なくとも2段階以上の差異を認めたものとさせて頂きます。
2.拡大内視鏡画像と組織像の対比が可能な病理学的検索がなされている症例
を念頭においております。
注:候補になり得るか迷われた場合は,当番世話人まで症例の概要等お知らせ頂ければ,相談させて頂きます。
演題募集要項
抄録は所属・演者名・本文を400字以内で作成し、テキストファイルで添付して下記抄録送付先(事務局宛)にメールで応募して下さい。尚、発表は各自ノートパソコンを持参して頂き、プロジェクター1台での映写発表となります。
締切日 | 平成30年6月30日(土) 必着 |
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抄録送付先 |
食道色素研究会 事務局 (担当:坂本圭子) 東京医科歯科大学 消化管外科学分野 〒113-8519 東京都文京区湯島1-5-45 TEL:03-5803-5254 FAX:03-3817-4126 E-mail:sikiso.srg1@tmd.ac.jp |
第79回食道色素研究会 当番世話人
神奈川県立がんセンター 消化器外科 尾形高士
〒241-8515 神奈川県横浜市旭区中尾2-3-2
TEL:045-520-2222 FAX:045-520-2202
E-mail:ogatat@kcch.jp
共催 食道色素研究会
興和創薬株式会社