新型コロナウイルス感染症の食道癌手術への影響に関するアンケート結果について
2020年6月5日
特定非営利活動法人 日本食道学会
理事長 土岐祐一郎
新型コロナウイルス感染症は、救急医療やICUの機能低下をもたらし、一般診療にも大きな影響を与えています。食道癌手術は、ICU(人工呼吸器)、感染リスク、マンパワーなどの点から最も影響を受けやすい手術の1つであり、日本食道学会では、食道癌治療の現状を明らかにすることを目的として、「新型コロナウイルス感染症の食道癌手術への影響に関するアンケート」を実施しました。その結果をご報告いたします。
なお、アンケートは4月28~5月19日、日本食道学会が認定する、食道外科専門医認定施設、準認定施設を対象とし、送付施設162施設中126施設から回答を得ることができました。現場で対応に追われる中、ご協力をいただいたご施設には心より感謝申し上げます。