「2020年度NCDデータを用いた新規研究課題の公募」について
日本食道学会
外科系会員 各位
理事長 | 土岐 祐一郎 |
NCD部会長 | 渡邊 雅之 |
副部会長 | 藤 也寸志 |
例年、行われております日本消化器外科学会による「2020年度NCDデータを用いた新規研究課題の公募」に関するご案内です(2019年11月25日にEメールにて事前周知しました内容です)。この公募は、各学会・各研究会が申請団体として応募するものです。日本食道学会として、毎年1~2課題を応募します。そのための研究課題を以下の要領にて公募いたします。なお、研究成果の発表に際してはEsophagus誌への投稿を是非ご検討ください。Esophagusは2018年のインパクトファクターが2を超えており、今後の更なる発展が日本食道学会として非常に重要です。よろしくお願い申し上げます。
<日本食道学会における公募概要>
(参考:日本消化器外科学会からの公募要項を添付します)
研究種目
・2011年から2019年までにNCDに登録されたデータを利用した食道疾患に関する研究
(注意:公募要項にある「データ追加型研究」は対象としません)
採用課題数・応募方法・締切など
(1) 応募受付 締切:2020年1月31日(金)の正午
添付資料:様式1-申請書(食道学会)を作成 → 日本食道学会事務局 office@esophagus.jpへメール
(2) 食道学会理事会で審査し、1~2題を採用
(3) 採用課題を、食道学会が承認した課題として消化器外科学会に提出し、審査を受ける
応募期間を過ぎて提出された申請書は、いかなる理由であっても受領できませんので、あらかじめ余裕を持って提出してください。
※日本消化器外科学会への申請締切が2月28日です。その前に、日本食道学会における審査・承認を経て、日本消化器外科学会へ日本食道学会承認の課題として提出されます。
研究経費
データ解析にかかる経費に関して、申請者の負担はありません。
ただし、会議の開催に係わる費用(旅費、宿泊費、会議室料など)は、申請者の負担となります。
注意事項
<日本食道学会での本件に関する取り決め>は以下の通りですのでご参照下さい。
Authorship:テーマによって検討する。食道学会での承認時に決定しておく。
投稿雑誌についての規定:
・Esophagusを中心に考慮すること。
・Esophagusへ投稿した場合はopen accessとするよう援助する方向で検討を進める。
(参考:消化器外科学会からの公募要項より)
・研究を論文化する際のauthorshipについては、予めNCDおよび消化器外科学会との協議が必要となります。
・類似の研究が申請された場合、リサーチクエスチョンのすみ分け等が必要となるため、研究の開始までにお時間を頂く場合がございます。
【尚、過去に食道学会承認の研究課題として提出されたものは以下の通りです】
2013年度: | わが国における胸腔鏡下食道切除術の安全性評価とリスクモデルの確立(慶應義塾大学 北川雄光先生) |
2014年度: | Japanese Nationwide Web-based Databaseにおける食道切除後のリスク調整死亡率を用いた施設間格差の検討 (京都大学 岡部寛先生) |
2015年度: | NCDデータを用いたわが国における高齢者食道癌手術の現状とリスク評価(千葉大学 松原久裕先生) |
2016年度: | 食道癌に対する胸腔鏡下手術の安全な普及に関する検討(東海大学 小澤壯治先生) |
2017年度: |
(1)術前化学療法および化学放射線療法が胸腔鏡下食道切除後の短期成績に与える影響の検討 (熊本大学 馬場秀夫先生) (2)地域包括ケアシステムにおける食道切除術の提供体制の検討ーNCDを利用した機能分化シミュレーションー (京都大学 錦織達人先生) |
2018年度: |
(1)食道外科専門医認定施設および非認定施設間における胸部食道癌短期手術成績の比較 ー施設認定制度の妥当性の検証ー(秋田大学 本山悟先生) (2)喫煙習慣が上部消化管手術の短期成績に与える影響の検討(長崎大学 小林慎一朗先生) |
2019年度: |
(1)術前血糖コントロール状態が食道癌手術の術後合併症発生に与える影響に関する解析 (がん研究会有明病院 渡邊雅之 先生) (2)胸部食道切除後の再建法による短期成績の比較(浜松医科大学 竹内裕也先生) |
お問い合わせは、日本食道学会事務局までお願いします。
特定非営利活動法人日本食道学会 事務局
〒130-0012
東京都墨田区太平2-3-13
廣瀬ビルディング4階
TEL:03-6456-1339 FAX:03-6658-4233
E-mail:office@esophagus.jp