日本食道学会外科系会員 各位
特定非営利活動法人 日本食道学会
理事長 安藤 暢敏
NCD部会長 藤 也寸志
NCD登録での問題点に対する期間限定措置について
問題点:
咽喉食摘または頸部食道切除時の再建術(遊離空腸再建)の術者を入力する方法がない
↓
特別措置(2011年、2012年の症例に限定予定*):
食道二次的再建術(再建術のみ)(OQ0056、OQ0057)を選択する
頸部食道癌の手術において、切除術は耳鼻科・頭頸科が行い、再建術は外科が行う施設が多いと思います。
この際に、症例登録のための再建術々者のNCD術式コードが存在しません。
【期間限定措置を講じる理由】
- 1. 食道外科専門医申請において、2011年以後の症例はNCD登録が前提となる
- 2. 2011年症例は2012年(本年)3月31日までに登録を完了しなければならない
- 3. 食道外科専門医制度と消化器外科専門医制度・NCDとの整合を図っているが、開始は早くても2013年1月からである(註)
- 4. 従って、2011年、2012年の症例に関する特別措置を決める必要がある
*上記は、2年間の限定措置とする予定です。
(註に示す整合案が認められれば、そこで変更することになります)
これでNCDの登録は可能となり、食道外科専門医への申請に使用可能になります。
註:【消化器外科専門医制度申請と食道外科専門医制度申請との整合案】
すでに食道学会での理事会・評議員会を経て、食道学会ホームページでパブリックコメントを求めた案で、現在、消化器外科学会・NCDと調整を図っています。
(2013年1月開始を目指しています)
以上
文責:食道学会